2006年08月
風の郷は大分県の山香にある、山間にある温泉です。
宿泊施設もありますが、泊まらなくても温泉は利用可能で、今回は祖母を連れて行って来ました。
うちの「ばぁば」は92歳なんですが、温泉や旅行が大好きで、誘うと「行く!」と即答。
我が家の旅行好きも遺伝なんですね。
別府を出発して30分程で風の郷に到着。
モダンな和風木造建築で、かた過ぎずやわ過ぎずの落ち着く雰囲気の建物でした。
温泉は当日券400円と、とてもリーズナブル。鍵付のロッカーも無料です。
シャンプー、ボディソープは備え付けのものがあります。
肝心の温泉は、ジェットバス付から水風呂、サウナに露天、打たせ湯に桧の香りを楽しめる桶風呂と多彩で満足できるものでした。
さらに露天風呂の横にある桧の椅子でのんびり日光浴、お風呂のあとにはマッサージチェアでうたた寝・・・。
ここは一日交代で男湯と女湯が入れ替わるので、1泊すると次の日には別の風呂を楽しむことができます。
宿泊も洋室、和室、コテージとあり、温泉と合わせて「ゆっくり家族でのんびり」したい気分になれるのが一番のポイントでした。
ばぁばも満足して、帰りに大好きな山香牛を食べて帰宅。
「次は九重の温泉に行こうね。」と話していると返事は「いつ?」
温泉、旅行、肉が好きな92才は既に次の計画を練っているようでした。
〔らっきー〕
旅行にも色々な目的とそれに合った楽しみ方があると思います。
思いっきり遊びたい時は南の島でマリンスポーツとか、のんびりしたい時は別府温泉!(笑)
私は、仕事中の気分転換や運転中に音楽が欠かせませんが、世界の民族音楽とか色々な楽器の演奏を、旅行先で聞けるのも楽しみの一つです。
先日、ホテルニューツルタでケーナとサンポーニャのコンサートがあると聞き、いそいそ出かけました。
瀬木貴将氏の演奏に引き込まれ、目を閉じると心はすっかり南米へ。アンデスの風に吹かれながら流れてくるフォルクローレを聴いているみたいな・・・。CDを買って帰り、地図やパンフレットを広げて行程を考えます。
旅行って、ワクワクしながら計画する時から始まりますね。
〔ちゃちゃ〕
別府温泉のシンボル、竹瓦温泉は、別府駅から徒歩で約10分。外観は立派な木造建築で、中もとてもレトロな感じで、普通湯と名物の砂湯があります。
普通湯は100円、砂湯は780円。砂湯に仰向けに寝ると、砂掛けさんが温泉で温められた砂を掛けてくれます。岩盤浴に負けないくらいデトックス&ダイエット効果がありそうです。
先日、iichiko大分グランシアタへ、ライブ・イマージュを聴きに行きましたが、葉加瀬太郎は演奏だけでなく、トークでも楽しませてくれました。
何と、当日の朝、大分全日空ホテルを出て、大分駅から電車に乗って竹瓦温泉に行き、砂湯に入ったそうです。ホテルから竹瓦温泉までは、タクシーでも20〜25分程度行ける距離ですが、ご本人曰く「電車で行くのがいいんですよ〜。」訪れた地で、そんな過ごし方をする人って、人生そのものを楽しめるタイプみたいで、彼の発するオーラとか、カリスマ性は、そういう感性によって更に大きくなっている感じがしました。
旅行先でも、時間の都合で観光施設とショッピングだけで終わった所よりも、自分の足で歩いた所の方が、後で懐かしく思い出すものですよね。
トラベルネットでは、大分に来てくれるお客様に、そんな過ごし方を選べるご案内をしていきたいと思いながら、砂湯でウトウト夢心地・・・。 〔ちゃちゃ〕